Friday, November 7, 2008

浦島太郎―PART 4

ある日、乙姫さまが言いました。

「太郎さん、げんきがありませんね。あまりたべませんね。どうしましたか」

太郎は言いました。

「乙姫さま、私は、もう、うちへかえります」

「えっ、どうしてですか」

乙姫さまは言いました。

「うちに母が一人でいますから」

太郎は言いました。


 

「そうですか。わかりました...。じゃあ、これをどうぞ」

乙姫さまは、太郎に箱をあげました。それは、とてもきれいな箱でした。

「ありがとうございます」

太郎は箱をもらいました。

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